moon river

彼女と友人が演奏するライブに行ってきた。
俊太郎と共に。
daylight kitchenというなかなかしゃれたバー?でのクリスマスパーティー(なのだろうかあれは…)
http://www.daylightkitchen.jp/


真面目な話が嫌いな僕は、彼女らとはあほみたいな会話しかしないし、それでいいと思っている。
だから、真剣にピアノを弾き、歌を歌い、パフォーマンスを行う姿に感動してしまった。
今まで必死に練習していたのも知っていたからなおさら。
音楽は偉大だ。鳴らす人も、聴く人も、みんなを幸せにする力がある。
本当に楽しそうに演奏している姿を眺めながらそんなことを考えた。

ちなみに彼女らのユニットはえり(ヴォーカル)、まりこ(ピアノ)でyAibと言うそうです。
あとで写真のっけられたらのっけよう。




その後場所を移し、先輩が合流し、だらだらと飲みながら、朝を迎えた。
本日も渋谷で人と会う予定があるので、と久しぶりに漫喫で宿泊。体が痛い。頭が痛い。風呂に入りたい。なう。
もう若くないな、と体に残るダメージに気づかされる。

Rhythm cafeというカフェでこの文章を打っている。
ネット繋がるし、電源も利用できるので渋谷に来たときは本当に重宝。
http://rhythmcafe.jp/


まさみ(待ち人)が来るまで作業を続けよう。

話/疲れ/年賀状

島津正路(通称:まさみ)と色々と話す。
学科が同じだが、僕は昼間部、彼は夜間部の学生。いつの間にか仲良くなっていた。


彼とひとつ企画を起こそうとしている。(詳細はひみつ)
ふとしたアイデアを現実に近づけていく感覚は、とても面白い。
ゾクゾク、という表現はこういう感覚だと思う。
年内にひとつ上のステージにこの話をもっていきたい。


カフェで話を終えたあと、牛角食堂で食事。
カルビ牛ネギタン定食。
ごはんおかわり自由の魔力に縛られ特にしたくもないおかわりをしてしまう。満腹。
昨日、今日で頭と体の動きがにぶい。久しぶりに電車を寝過ごす。
田舎の駅のホームはなんて寒々しいのだろう。マフラーに顔を3/4埋めながら耐え忍ぶ。冬。



そういえば、年賀状を書きたいのだけれど、住所をほとんど知らないので年賀メールを今年お世話になった人々に送ろうと思う。
そのためのグラフィックも思案中。
もし、欲しい人がいればご連絡くれれば送らせていただきます。


そろそろブログを書く事に慣れてきた。大事なのはサクサク書くこと。
その1日1日を意識し、ログに残し、あとで見返せる、というのはなかなか有意義。
きっと続けられる。

オランダ / ドキュメントの先

昨夜、母が「弟(海外放浪中)がタケコプターでどっか飛んでいってしまった」夢を見たらしい。
嫌な予感がするとのこと。僕まで嫌な予感がしてきた。

昼過ぎからmotの「オランダのアート&デザイン新言語」展に俊太郎(友人)と共に行く予定が、だいぶ寝坊して待たせてしまう。
学校で、謝罪。
その際、なめさん(先輩)に久しぶりに会い、色々と建築談義。
どうやら僕は建築空間、形態操作に関して語彙不足気味である。
最近の関心はマクロに傾いてしまいがちな事に改めて気づく。

motの展示はマルタイン・エングルブレクトのエリアがなかなかよかった。
マーティン・バースに期待していたが、僕には悪いジョークにしか思えなかった。
あんなにでかい棚がまずどこに必要なのか。エキシビション/あるいは祭り、のためだけのプロダクトに果たして価値はあるのだろうか?
椅子の本棚はよかった。
写真撮影可なのに気づかず、写真はなし。
トランスフォーメーション展も行きたい。


美術館を後にし、飲みながら色々と話し込む。
思えば俊太郎とは大学1年時からなにかとつるんできた。
久しぶりに酒の席でやんややんやと話せる事ができたのは嬉しい。

話は二転三転、ころころと転がり、10+1の吉良森子さんの記事の話に。
http://tenplusone.inax.co.jp/monthly/2010/12/post-17.php

僕はここで論じられる危機感に賛同する。
メディアの社会迎合の姿勢はコンテンツのクオリティの著しい低下を招いている。
オランダのグラフィックデザインも槍玉に挙げられている。
その延長線上の話として建築のフォルムの氾濫が語られている。
「クリティックしない、ドキュメントする」という言葉が衝撃的。
広告を通り越しグラビアと化した建築と、日本的作家のパーソナリティの表出。
AARの超表層の回が思い起こされる。フォルマリスティックなビジュアルのみが、市民や建築に携わる人間、果ては社会の興味の範疇であること、それは資本主義サーフィンなどの問題とは別次元の思考停止ではないか。
恐ろしいのは、社会の建築に対する要求が、「果てしない形の実験と、そのコンセプトの妥当性のストーリー」、ただ「それだけ」を、生み出しはじめているという事実である。そしてドキュメント/グラビアの先にはなにが待っているのか?
クリティックを放棄した建築があってもよい。しかし、全ての建築がそれだけになってしまったのなら、なんとつまらない世界に成り果てるのだろう。総ての道は建築に通ずる、その道はかくもシンプルで、画一されたものであったのだろうか。




行きの電車で、デカルト方法序説を2章まで、帰りの電車でカフカ寓話集を60ページほど読む。
今更なデカルトは高校生の倫理を思い出しながら。カフカはかなり印象が変わった。
読書が楽しくなると、電車に揺られるのも悪くないと思えてくる。

明日は、彼女と友人の演奏するライブに行ってくる。
楽しみ。

少し作業をしたら寝よう。

ルーティン

本日から、ルーティンで( 可能な限り )毎日ブログをつけることにした。どんなに短くても良いので。

飽き症の僕にできるのかは疑問だけれど。


一日一日をアウトプット前提に過ごす事でどのような変化が起きるのかが知りたい。

その他にも目論みはあるけれど、全てを語るのは野暮なのでこの辺りで。



高木正勝のアルバム『Tai Rei Tei Tio』をAmazonで購入、届いたので聴きながら書いている。

タイトルはポリネシア語で「大きく振れ、小さく振れ」の意だそうだ。

一足先に購入したドキュメンタリー『或る音楽』がかなり良かったのでCDも購入してしまった。

高木正勝のフィルタを通して鳴らされる、民謡、自然を畏怖し敬う音。

気持ちのよい音。


何年前か忘れたけれど、Girlsから入った高木正勝。当時のイメージとかなり変わった。

『或る音楽』において高木正勝は「ストンと繋がる瞬間があって…」とか言っていたが、そういう瞬間が今の彼には本当にあるのだな。と音楽を聴きながら思う。




昨日辺りから、本格的な寒さ。特に夜は寒い。

顔や耳は凍えて痛む。

どうやら欧州では大寒波の影響でホームレスが日に数十人規模で亡くなっているらしい。

暖かな家があって幸せだと感じる一方で、そういう人々のためになにかできないか、とも思う。

夜長。

タイ・レイ・タイ・リオ【文庫本付き】

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或る音楽 [DVD] [初回特典封入盤]

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HP/マルチタスク/言葉/etc.

/cicroiroのHPを更新しました。

http://www.cicroiro.com/

コンペ受賞作品などを掲載しています。ぜひ一度チェックしてみてください。

右下の「隠しボタン」を押すと。。なにかが起こるかもしれません。。


>>これの小さいのが「隠しボタン」(ロゴ)


cicroiroは年末に向けてインタビューvol.4と、
来年の頭に向けて新たなプロジェクトを進めています。乞うご期待。




/最近様々な団体のロゴやアートディレクションの仕事を上記と平行して行ってます。
また、実るかはわかりませんが企画なども。
そのマルチタスクを、各々こつこつと積み上げていくのが楽しい。
自信のインプットとcicroiroとその他の仕事。
内と外に常に気を張っている状態が僕にとってのベストコンディションな気がします。




/話は変わりますが(そしてあまりまとまっていないのですが)、
「センス」という言葉をむやみに投げつけられるのが嫌いでした。
「センス」がいい、悪いという言葉を投げかけるのは非常に容易く、その裏にあるコンテクストの読解を放棄しているように思えたからです。建築学科に通いながら「センスがいい」の一言で片付けられることが多々あり、辟易することもしばしばでした。なめるな、と。

しかし、最近「それは違うかも知れん」と思い直しています。

なにかをつくる、ということは、自身の感覚や歴史を切断し、世に現出させる行為です。様々なメディアや生活から内に取り込んだものをかき集め、編集し、その時の最高の状態で切断することです。
そこから滲む表層を以て、「センス」を認められるのは、その切断に至る背景が無ければたどり着かない評価であると思うようになったのです。すなわち、その人の中にもコンテクストがあり、それを編集し切断して出てきた言葉が「センス」なのだと。読解を放棄していたのは、なめていたのは、僕じゃないか。と思うに至ったわけです。

そんなこんなで至らない点だらけで、精進あるのみの冬なのでした。いや寒い。




/最近アウトプットする際時間をかけすぎるよりも、ざっと短時間一発勝負でつくったほうがいいものができたりします。無性に悲しくなります。がんばらねば。。




/近々、某団体のロゴ/アートディレクション関係のアナウンスをしようと思います。

101105 DESIGN WEEK / 栃木 / win / etc.

東京でのデザイン週間が終わりました。

1週間という期間内に、多くの人々が様々なスタイルでこのお祭りに参加したのではないでしょうか。


僕の場合、

友人の存在、ミーハー、お祭り好き、たまには都会出たい

が常にそのパーセンテージを変動させながら思考の中で渦巻いており、そのため行動のパタンがなんだか不安定でした。

以下とりとめもなく書くと(本当にとりとめもないのであしからず)


10/29
恵比寿マルジェラ。お兄さんがいい人でスペイン料理のランチがうまい、食について考える。

PASS THE BATON。スタッフの荒川くんと長話、エルメスのカレの展示にうっとり。

散髪。襟足消える。

TIDEオープニングパーティ。美しく蒼きドナウ無限リピート、NOSIGNERさんの『Gravity Pearl』のトータルデザインの迫力(NOSIGNERさんありがとうございます)、エキシビションではt/mさんの薄いスツールが個人的に好みでした。

アルス飲み。人だらけ、首都大の菊川さんと金井くん。

リアル中西@松ちゃん。すごい人だらけ(500人集まったとかなんとか)、色んな人に出会えてすごい満足(けいさんありがとうございます)。



10/30
台風。以上。


10/31
アルスカンファレンス@midtown。英語がすごい聞き取りやすかったが、眠かったです。

Design touch。Eye writer に感動。

TDW。デザインとテクノロジー/新素材の本格的クロスオーバー、キネティックなままの3dプリント、FabLab Japanのカンファレンス。

KMD飲み。なぜか参加、すごい楽しい(けいさんありがとうございます)、終電逃す。


11/1
学校で授業。


11/2
勉強。


11/3
朝から栃木withきゃな。中村拓志さんの新作、録musium&録Cafe、中村さんの建築は子供が似合うなーと思う。



その後、六本木であきらとこはるちゃんと合流。

PASS THE BATON。栗野宏文さんトークショー、Lost Tounguesでスタッフだったしょうへいくんに偶然会う(彼と偶然出会うのは2回目)。

渋谷。赤から鍋を食べる。

駅に向かう。けんすけからの電話、コンペ勝利の一報。




…ということで、未来エレベーターコンテスト2010にてcicroiroが最優秀賞を獲得いたしました。
未来の全く新しい交通インフラを考えるコンペです。
前回のコンペと合わせて2連勝。
コンペ案の詳細は後日HP ( http://www.cicroiro.com/index.html )にアップします。


なにかというと、とても嬉しいわけです。これは本当に。一報を聞いた瞬間渋谷で叫びましたよ。横にいたあきらとこはるちゃんは若干引いていたんじゃないかと思います。


せっかく前半デザイナーズウィークについて書いたので、急ぎ目にまとめると、ここ一週間のデザイン週間で感じたことは、日本のクリエイティブ界、ジェネラルな感覚と戦略的振る舞いがかなりの重要事項であるなと。すなわち、誰でもできることで明らかに他とは異なる、ということ。あとコネクション。この辺については、僕にとって死活問題でありますのでこれからじっくり考えたいと思います。


etc.
最近、菊地成孔の本を3冊ほど読みました。4冊だったか。
そのせいか、僕は確かに幸せであるが、一度の人生、僕に足りないのは偏執症的病理なのではないか、と思うようになっています。なんてどうでもいい話。
それでは。

101027神保町古本まつり

昨日に引き続きすごい寒い。
本日からマフラーを巻き始めました。
あまり効きません。


そんな寒さの中、行ってきました神田古本まつり初日。(〜11/3)
http://jimbou.info/news/furuhon_fes_index.html

学校が近く、とてもお世話になっている街の晴れ姿。


自称神保町マスターであるたくまと共に練り歩いてきました。

神保町には人が溢れていて、前に進むのが大変。

歩道脇で古本達が神々しいまでに輝き、気づくと吸い寄せられ全く歩みが進まない。

ランチはろしあ亭でボルシチビーフストロガノフを食べました。美味。




戦利品


STUDIO VOICE 狂気のアメリカ特集
・H・R・ギーガー TASCHENシリーズ
・緑のマンハッタン 川端裕人
方法序説・情念論 デカルト
・夢判断(上/下) フロイト
・転落 追放と王国 カミュ
アメリカインディアンの教え 加藤諦三
・キッチン 吉本ばなな
・審判 カフカ
・イマージュ ジャン・ド・ベルグ
計11冊


大体¥2,000くらいか。
いやー楽しかった。満足。ぜひ、一度期間中足を運んでみてください。
いま東京で一番アツいのは神保町だと思った一日でした。
世界最大級の書店街、古書店街の名は伊達じゃない。


おまけ。
新しい名刺をつくりました。