incidents to the present


かなりほったらかしてしまった、、このブログをどんな人々がどんな気持ちで見ているかはわからないけれど、楽しみにしてくれていた人がもし一人でもいたのならごめんなさい。

なにをしていたかというと、てんやわんやで、それこそ脳みそが沸騰しそうになりながら生きていた。


今日までの出来事を断片的ながら、報告します。



1/21
cicroiro interview 中村拓志

建築と広告を軸に、建築家 中村拓志氏にインタビューを行う。日差しが気持ちのよい昼下がりにかなり濃い話ができた。今回からインタビュイー1人となり、僕と中村さん、1対1で話を展開していった。けんすけとしょうごがUSTからのコメントと音声関係の処理。カメラマンは俊太郎。


実際にインタビューを行った印象として、中村さんはあくまでフィジカルな建築を通したコミュニケーションで社会と接している人で、それがいわゆる若手と異なるな、と感じた。触れることのできない言葉や、決して建つことのない偶像をセンセーショナルに打ち出すのではなく、現場において培われた実践能力で社会のニーズにキャッチアップしてらっしゃった。とても論理的で、明快。人の感性までもコントローラブルな領域に収めてしまう手腕をもった人。
桜新町のオフィスはよく日の入る気持ちのよい空間で、とても活気があった。


準備風景1



準備風景2



インタビュー



事務所風景




文字起こし関係が片付いたら、HPにアップする予定なのでぜひ。かなりまとまった、読みやすい記事になったと個人的には思っています。
http://www.cicroiro.com/



1/22
友人のジャズイベントに顔を出す。僕がフライヤーをデザインしたイベント。戸塚なのに人が沢山でびっくり。
久しぶりにてつさん、ぬまさんと出会えてよかった。音楽ってすごい。



1/23
VABEL CONFERENCE 2011 TOKYO


沢山の人に来ていただくことができた。
僕の友人や知人もたくさん。
改善点がたくさんありすぎたが、収穫もたくさん。



1/24 - 2/3
けんすけ diploma ヘルプ

これが僕の生活を追い込んだと言っても過言ではない。
cicroiro 藤代健介の卒業設計のヘルプ。10日間の野田校舎合宿。
"地獄へようこそ"という言葉がふさわしい閉鎖空間。
寝るときは銀マットの上に寝袋。起きて20秒でPCを開き作業。崩れる生活リズム。最後の7日間は風呂に入らず。
精神と時の部屋を彷彿とさせる。
cicroiroのワークと同じ構図で、アウトプットの色んな箇所をごりごりつくりました。

終わった後の景色はそれはそれはすばらしく、
その後結果が出たのでさらにすばらしく。

振り返ると自分にとっての濃密な修業期間。やりきった感はあります。

作業風景



僕の作業場



僕の作業場2





2/5
きくちゃんのライブを観る。よかった。


2/6
ありなさんと久しぶりにごはん。なんだか色んな話で盛り上がる。
なにか始まりそう。


2/7
工学部の卒制のヘルプ開始。
開校/閉校時間や場所の狭さなどヘルプしづらい環境。
どうしても物量が求められる卒業設計でこれは本気で改善してほしいと願う。
狭い建築業界においてどうしても相対評価にならざるを得ない卒業設計。学生は誰にも負けないフットプリントを残したいと思っている。
環境がそれを許さないとはどういうことなのか。卒業したいなら、学校側の指定するフォーマットを守りなさいとはなんなんだ。限られた条件でもいいものを生むというのならば、学内ではなく学外の卒制コンペを見てくれ。地力が足りないと指摘されるのは事実だとして、環境にもその一端があると僕は思うのだが。工学部の学生として、自分のために、後輩のために環境を変えてやりたいと思う。なめられっぱなしはたくさん。ルールは破るためにあるんじゃなかったっけ。


工学部ヘルプと同時にけんすけの全体講評用にプレゼンテーションをアップデートしていく。


2/11
彼女が奇跡的に3連休をとれたので夜から会う。
ありなさんの生誕前夜祭に参加。おめでとう、ありなさん。まだいえないけれど、仕事の種みたいな話をいただく。わくわくしてきた。



2/12
理工学部卒制全体講評会

講評者11名に対し、小嶋さん、西沢さん、藤村さん、藤原さん、藤本さん、、、など豪華建築家26名のクリティク陣。恐怖。
ばちばちの打ち合いの据えに、見事最優秀を勝ち取った健介。本当におめでとう。そしてお疲れさまでした。

理工の卒制生たちも本当にお疲れさま。勉強になりました。特に卒制に向かう姿勢。必ず自身のワークに活かします。


その後、映画『告白』の上映会。
撮影手法、映像美、音楽のカットイン、展開など面白かったけれど、寒気が止まらなかった。なにかが終わった後に見るもんじゃない。


2/13
彼女にチョコレートをいただく。顎が外れんばかりの巨大さ。ごちそうさまでした。



2/14
体調を崩して寝続ける。おかげでいまは元気です。
vabelのHP少しアップデート。
http://vabel.org/


窓の外の銀世界を夜になって知る。
この非日常を味わわねば損、と思い外で一人はしゃぐ。裸足にサンダルで。とても寒くて、とてもいい。



以上、今日までの出来事。

この期間で自分の存在価値と自己評価があまりずれていないことを知った(と思っている)。スキルはまだまだあげる。思考は止めない。ノンストップ。

次のステップはもっとシビア。頑張ります。