「結果を出す人」の仕事のすすめ方

「結果を出す人」の仕事のすすめ方

「結果を出す人」の仕事のすすめ方





最初にこの本を購入しようと思ったポイントはアイディア、構成の仕方がいかにも現代的であると感じたからであった。



それはどういったことか?

具体的な話は後ほど話すとして、この本の概要を先に述べようと思う。



著者美崎栄一郎さんは花王株式会社にてプロジェクトリーダー等重要なポストに就きながら、社外における活動も活発にこなしており、様々な勉強会や交流会を設け数多くの社外ネットワークをもつ人物である。また、数々のビジネス本を執筆し、初の著書『「結果を出す人」はノートになにを書いているのか』はベストセラーとなり、ビジネス書大賞で1位にも選ばれている。

「結果を出す人」はノートに何を書いているのか (Nanaブックス)

「結果を出す人」はノートに何を書いているのか (Nanaブックス)

  • 作者: 美崎栄一郎
  • 出版社/メーカー: ナナ・コーポレート・コミュニケーション
  • 発売日: 2009/09/11
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
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そんな美崎さんであるが、僕はそれまで著書を読んだことがなく、故に美崎さんのことも知らなかった。


そんな僕であったから、予備知識ナシのまっさらな状態で本に入ることとなった。




全体のコンセプトとしては様々な本のプロたち(書評ブロガ―、カリスマ書店員など)が推薦する200冊の内容から、美崎さんが実践し成果につなげていった「仕事術=行動」を綴ったものである。


それを美崎さんの本来のフィールドでない出版というチャレンジを行った際の話と絡めている。


ここで常に美崎さんが言っていることは「本は『読む』のではなくツールとして『利用』し、行動につなげよ」ということである。


インプットのみで完結し、結局一時的な自己満足で終わってしまうような本の使い方は、時間もお金ももったいない。


本を本当の意味で投資とするのなら、「アクション」につなげて初めて意味のあるものとなるのである。


この本では、200冊から学んだ、130のアクションが先ほども言ったように、美崎さんの実体験に照らし合わしてピックアップされている。


今日からすぐ使えるアクションばかりであり、捉え方、自分の場合への当てはめ方によっていかようにも変化しうるフレキシブルなアクションでもある。



そういった、宝のような情報が本にはつまっている。



そこに着目し、マッシュアップ的に自分に還元できる知識を網羅し、非常に読みやすい形でまとめたものが本著である。



この点が非常に現代的であると僕は思うのだ。



例えばネット上で、自分の求める情報は記号となってあちらこちらと飛び回っているが、ノイズ(自分にとっていらない情報)もまた多い。ごく近い未来、様々なコンテンツがマッシュアップされ個人が求める情報が能動的にも受動的にも簡単に手に入り、整理可能な新たなコンテンツが普及し、プラットフォーム化するだろうと僕は思う。実際にそういったサービスがはじまっている。



それに似た感覚でこの本はつくられている。



書店でぱらぱらとこの本をめくっている時にドキッとした。



美崎さんの意図は全く別かもしれないが。。







それでは最後にこの本に載っている数あるアクションから真似ようと思ったものを列挙して終わりにしようと思う。
(忘れっぽいのでログのためでもある)



・出会う相手の情報を事前に調べておく(ex.相手の著書やブログをあらかた読むなど)


・プロから直接聞いて勉強する→情報を直に仕入れる場をつくる


・どのポジションで勝負するかを決める→スペシャライズ


・「これでいい」はまだ改善の余地があると考える


・同時進行でプロジェクトをこなす→自分の仕事の効率化につながる。人生って短い。


・見出しで瞬時に相手に伝える→例えばblog。まだまだ下手なので精進せねば


・時間を視覚的に記録する(ex.最初のインプット時に黒線、のちほどもう一度確認した際赤線)


・相手を変えない自分が変わる→相手を変えようとしても上手くいかない


・自分のルールをもつ


・成功体験にとらわれずに次の作品を作る


・リアルで会う機会を増やす→メールとリアルで人間関係円滑


・TIME×YEN時間術読む

TIME×YEN 時間術 (タイムエン時間術) すべての時間を成果に変える31の鉄則

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・新しいことをはじめるならやめることをまず決める→僕の場合は今のバイトをやめようと思います


・新しい仕事では必ずバッファーを→週1でなにもない日をつくる


・?ってどうよのキーワード検索


・尊敬する著者の本を一気に買って一気に読む→レム関連の本でやってみたいと思います


・迷ったら「YES」と言ってみる